店主のぼやき
醤油は醤油屋で買うものだ。by shoyuya.co.jp
創業明治10年。醤油屋としては決して古い方ではありませんが、120余年が経ちました。昔、日本食といえば調味料は醤油ぐらいのもので、何でも煮炊きに醤油を使ってました(祖父母談)。

昨今は中華やイタメシやらで家庭に醤油が無くても間に合い、情けないことに我が家の冷蔵庫にもピエトロドレッシングや馬路村のポン酢が調味料に取って代わり、めっきりと存在がうすくなってしまいました。(でもスーパーの特売には、よく使われてますねー。)

ただ、得意先周りをして感じるのは、「お宅の醤油でなくては困るのよ。」とか、「この醤油で育ったのよ」「私が子供の頃からずっとお宅の醤油。」と90歳過ぎたおばあちゃんに言われると、がんばらなくっちゃと思うしだいです。

我社の信念は、世界の食文化において醤油は、無くてはならない必需品であり、醤油屋として、より良い製品をよりお求め安い価格でより多くの方に伝える義務があると信じております。
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一升瓶6本での商品
日本醤油協会へ。私もここで多くの事を学びました、お勧めです。
恥ずかしながら
店主 従野の映像です。
今大切な言葉は、『良心』。
皆様のご意見、ご感想あれば、何なりと申し付け下さい。お待ちしております。

一升瓶に代わる、小容量1リットル、500mlや250mlなど世界規格のリサイクル瓶を!
地球温暖化という環境問題を今年の夏、どなたも実感し人ごとでは無いと思われたはず。あらゆる業界、産業で検討せねばと思うしだい。
ところが、どの業界も少しでも売るために、他社と違った大きさ、形、色の容器を要求します。弊社では、未だにあの茶色の一升瓶が主力容器。きっと数十年使われていると思われる瓶を洗っては、何度も使っております。一番驚くことは、醤油は元より日本酒、焼酎、酢、ワインと業界を越えた共通ということ。他社の商品でも一升瓶なら洗って使えます。これって、すばらしいことですよ。
タレ、つゆ、酢等、液体調味料から牛乳、酒業界、ワイン、ビールといった液体飲料品を入れる全国、いや世界共通の規格瓶があれば、地球温暖化対策になると思いませんか?家で、プラスチックや紙コップ使わないですよね。リサイクルといっても、形が変わるペット容器でなく、形を変えずに、使い回せるというのが重要な鍵だと思います。
ゴミ問題やCO2排出規制といい、スーパーのマイバックと同じ感覚なら
容器はペットボトルでなくガラス瓶でしょう。今やガラスといえどもかなり丈夫になっていますし、食品の安定性としては実証済み。
ただ洗瓶しきれなかったため異物(極端な例は、蛇のまむし漬け)混入と
食品を扱うため、気を使う所はあるものの、温暖化と比較した場合どちらが重要か。
沈みかけた船であなたならどうします?水汲みするか、穴に栓をするか、それとも、どさくさに紛れ盗人になるか。私は、手におえる穴なら塞ぐ努力と水汲みをします。でも、半分沈んだら欲望に任せます、手遅れになる前に。 2007年10月


味は、舌で味わうのでなく、鼻で感じると思いませんか?
まず鼻をつまんで、食べ物を舌で味わってみて下さい。舌の上では、刺激があるだけで、甘い、カライが今一つよくわかりません。ところが、ここで鼻を離すと、ビ・ビ・びっくり!すごーい香りと幸せ感!
やってみて(^o^)/      2003年



「リサイクルのはずの瓶」問題
今、我社で問題となっているのが、一升瓶(1.8リットル)の将来です。あなたは最近この一升瓶の品を購入されましたか? 一昔前なら、何度もきれいに洗えるということで、樽から瓶へと代わり重宝したあの一升瓶どこへ行ったのでしょうか? 答え。一部が我醤油屋の倉でたんまりと眠っています。本来、省資源リサイクルとして一番優等生のリターナブル瓶が今危機に。弊社では、今でもかなりの率で一升瓶を使用していますが、重い、かさばるなどの理由でペットボトルへの声を多く聞くようになりました。牛乳瓶が紙パックへ、ビールがアルミ缶へと、酒も紙パックへと。また、酒瓶がスーパーなどで購入されるのか、配達以上の一升瓶として返ってきます。今後どのような方向にすべきか、選択をせまられています。      2002年1月

平成14年11月に行われた、「全醤工中国ブロック青年研修会in岡山」で講演会を依頼しました、毎日放送ラジオでおなじみの、こんちわコンちゃんこと、近藤光史様をお招きした時、お話いただいた内容の要約レポートです。

一番のポイントは、メーカーとして皆さんが、何かを作って、何かを買ってもらおうとするならば、最終、消費者とメーカーさんが、いかに手をつなげるか、顔を見てもらえるか、どういうこだわりで作っているのかを、いかに消費者に納得、信頼してもらうかが重要である。「メーカーは、私たちのことを考えて良心的に作ってくれているのか」が、今の消費者の叫びで、企業の大小にかかわらず、その信頼が一番重要である。また、現在の経済環境では、銀行は助けてくれない、助けてくれるのは消費者である。各メーカーがこだわった製品の中から、一つうりを選んで、消費者に信頼していただくことが一番である。歴史的、原材料のこだわりは、もう一般的になっている。現在の消費者は、自社のうりに、自信を持っていることがメーカーに求められている。消費者が、おしきせの商品を買ってくれる時代は終わり、消費者の厳しい目を、見るのか、見ないのかが、メーカーに問われている。

現在の日本は、経済的に見ても、政治的に見ても、社会的に見ても大きな転換点にかかっています。長くて7年、短くて3年には大きく方向が変わっていくと思われます。この激動の転換期という大きな潮流の中で、皆様のお得意さん(消費者)が錨となって、船を流されずにしっかりと支えてくれる。メーカーとしては、いかに消費者と距離を短くして、自分の顔を見せて、信頼を勝ち取って、生き残っていくということが大切です。                    以上要約

近藤先生、企業の指針を講演賜り、ありがとうございました。

平成13年11月に行われた、「全醤工中国ブロック青年研修会」でのレポートです。

「醤油業界の現状について」

現在、年間一人当たりの醤油消費量は、微弱ながらも減衰の一途をたどりつつあり、かつ、スーパーマーケットの特売についても、年々と価格下落を続けている。それに合わせ、企業数も年々減っていっているのが現状である。逆に、大手5社の占めるシェアは増え、業務加工用の使途が家庭用に打って変わった。今後、業務加工用醤油も、生産加工工場を安いコストの海外へ移すことは必至で、体力のある企業だけが生き残り、ますます業界内は変遷するであろう。ただ、日本全般に言えることだが、メイドインジャパンの生産業は、次々と国際競争に振り回され、空洞化となり、戦後の日本のように中国、アジアの発展途上国は、めきめきと力をつけてくるであろう。

今後、日本が目指すべき所は、文化というものを商品として、価値を高めることであると考える。世界に誇れる日本の文化の一つである醤油は、メイドインジャパンとしての文化産業として位置付け、ワインがフランス物、時計といえば、スイス。ファションはイタリア物で決まりのように。日本という文化を商品に吹き込み、ソイソースといえばジャパンと言われるように大切に育てていく必要がある。年間の消費量が減り、かつ人口が減りつつある現在、大量生産、安売りという図式から早く脱皮し、ミネラルウォーターと同じ価格などという情けない醤油の価値を高める努力を、我々醤油屋はしていく義務があると考える。

「醤油さしも死語?」
先日、得意先へ醤油を配達中にショックな事がありました。そこのお宅には幼稚園児ぐらいの女の子が居て、私に
「何持ってきたの?」と聞くので、「おしょうゆ。」 と、かわいく答えたら不思議そうに
「そゆ?」--- 私「違う違う、しょうゆ。」
「そーゆ?」--- 私「醤油って知らない?」
「知らない。」--- 私「・・・!?」ガーン。今の子供は醤油を知らないんでしょうか?

昔、あれだけ食卓の上には、いつも醤油さしが、はばを効かせていたというのに。爺さんや親父は、何にでも「おい、醤油!」と言っては料理にかけていたのに。確かに、我が家に醤油さしというものがありません。商売柄か、二合入りの醤油瓶のまま。ましてや、料理には、しっかりといい味付けがされているので、後で醤油をかけるなんて事をしません。醤油の必需品料理は、寿司かさしみぐらい!?・・・。どうりで醤油が売れないはずです。この先・・・?  


「味の日本語表現」について
この醤油は、からいとか、甘いとかお客様に表現受けますが、その味は・・・
味に対する日本語のボキャブラリー(語句)が、少な過ぎるとお感じになられたことはないでしょうか?
味に対して、「マッタリ」という言葉がマンガ「おいしんぼ」などで、使われていましたが、美味しいということはわかっても、それでも相手にどんな味なのか伝わりにくい。ソースが辛いと言われたら、その真意は・・・辛いと一言で片付けますが、塩辛い、ピリ辛い、味が濃いという場合、すべてこの「からい」の、一語句で表現してしまっていませんか。甘いにしても、本当に糖度があって甘いのか、また、甘っちょろいという意味合い、味が頼りないという意味なのか。肉や魚の脂も甘く感じますよね。塩辛さの強度が、強い、ちょうどいいのか、それとももう少し欲しいのか。ピリ辛度がどのくらい。うまみの強度が、どのくらい。味の濃厚さがどのくらい。糖度、酸味、あと、バラ肉などの油っぽさもあります。日本の食文化を発展さすには、新しい表現方法を見つけねばと考えるしだいです。塩、ピリ、糖、酸、旨、この五つを取り入れ評価する五味評価を提案いたします。

_/_/_/ 醤油屋ドットコム web店主 従野孝明 _/_/_/
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